真言宗|密教を受け継ぎ「心理の言葉」を重視する

仏教

真言宗とは

宗祖/空海(くうかい)

日本伝来/816年

主な経典/『大日経』『金剛頂経』

本尊/大日如来

大本山/金剛峯寺など

特徴/密教を取り入れた天台宗よりも、それが色濃く反映された宗派。サンスクリット語の呪文をたなえ、宇宙の真理そのものである大日如来と一体化することで悟りが開ける。

密教とは、大乗仏教の教法の一つ。密教とは、言葉にはできない秘密の教えを追及していくものという意味。

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密教会の超新星、空海

「ノウマク・サンマイダ・ボダナン」など、大乗仏教に含まれる密教には真言と呼ばれる不思議な言葉があります。真言とは「真理(仏)の言葉」。これを唱えるだけで諸悪を退け、悟りに達するといわれています。
サンスクリット語でとらえなければ効果がなく、冒頭の真言は日本語で「あまねく諸仏に帰依します」という宣誓の意味になります。真言宗はその名のとおり、真言を重視している宗派です。法事などで読経の前に真言をとなえる寺院があれば、ほぼ真言宗派です。

真言宗の宗祖は弘法大使空海最澄と並ぶ平安仏教の確立者ですね。寺院に入らず、山岳修行を重ねるなかで密教にふれた空海は、804年に密教をより深く学ぶため、遣唐使の一員として唐へ渡りました。そこで密教の大家である恵果阿闍梨(けいかあじゃり)に教えを請うのだが、恵果はひと目で空海の才能を見抜き、すぐさま密教の奥義を授けたといわれています。

「阿闍梨」とは密教界の最高位を示す位だが、空海は恵果に師事してから3カ月ほどでその位を灌頂(かんじょう)。灌頂とは、継承者と認められることで、「この世のすべてを照らす最上の者」という意味の「遍照金剛(へんじょうこんごう)」という灌頂名を与えられました。

帰国後に空海は真言宗を開きます。この頃はまだ拠点となる寺院がなく、全国を渡りながら身につけた密教の奥義を駆使し、イナゴの群れを払ったり、雨を降らせて日照りに苦しむ民衆を救ったりと、さまざまな奇跡を起こしたという。そして816年、高野山金剛峯寺を創建し、823年に嵯峨天皇から東寺(教王護国寺)を賜り、両寺院を真言密教の根本道場とした。

真言宗の本尊は、密教で最高仏とされている大日如来。しかし真言宗系の寺院には、薬師如来や不動明王など、さまざまな仏像が本尊として祀られています。これは末寺まで大本山の教えが行き届いていないというわけではありません。大日如来は宇宙そのものであり、あらゆる神仏諸尊に姿を変えて、変貌自在な教えを説くとされています。

つまり大日如来は奈良の大仏として有名な廬舎那仏でもあり、お釈迦様が悟りを開いた姿の釈迦如来でもあるわけです。その変化の図式を描いたのが、大日如来を中心にして諸仏を規則的に配置した密教の絵画美術「曼荼羅(まんだら)」です。

即身成仏でブッダになる

真言宗の根底にある密教の反対語に「顕教」という言葉があります。顕教はお釈迦様の教えを人々に伝えるもので、密教は言葉にはできない秘密の教えを追及していくものという意味です。

その秘密の真理に到達するために修行を行い、最終的には真理そのものを示す大日如来と一体化することが真言宗の目的となります。これを「即身成仏」といいます。

混同されがちですが、即身成仏は瞑想の果てに絶滅してそのままミイラになる「即身仏」とは別のものです。手に印を結び、真言をとなえ、心に諸仏を浮かべる「三密」と呼ばれる修行を繰り返す。こうすることで、体と言葉と意識が大日如来と一体となり、即身成仏してブッダになれると説いています。

そして空海は即身成仏を達成した修行者です。空海は入定後1000年たった今でも高野山奥之院の石室で坐しているといいます。

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この巡礼は、讃岐でご生誕された弘法大師(空海)もたびたびこの地で修行され、八十八ヶ所の寺院などを選び四国八十八ヶ所霊場を開創されたと伝えられています。その弘法大師の御跡である八十八ヶ所霊場を巡礼することが遍路です。

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