経済学って難しい!経済学の解説書とは正反対の経済の本

書評

経済学って難しい!

経済学とは経済事象をモデル化する学問ですが、大きく分けてマクロ経済学とミクロ経済学に分かれます。1消費者、1企業、そしてその集合である1つの市場について主に扱うものがミクロ経済学で、1国全体の経済活動を扱うものがマクロ経済学となります。

経済学はモデル化するがゆえにグラフや数式を多用することになります。また、マクロ経済学では一国全体の経済活動について学習していきますので、なかなか身近に考えることができない論点もあります。このように、これから経済学を学習する方にとっては、最初のうちは心理的にハードルが高く感じるかもしれません。

マクロ経済(一国経済全体)では、財市場、資産市場(貨幣市場・債券市場)、労働市場の3つがあります。これらの市場が、お互いに影響を与えながら、さらに海外の経済の影響も受けながら、国民所得(GDP)は決まってきます。

また、マクロ経済学では、家計、企業、政府、海外、市中銀行、中央銀行、国際投資家などが登場します。

新幹線とホテルがセット【駅探】

経済学をわかりやすく簡単に考えてみる。

よく、「景気」という言葉を聞きますよね。景気とは、経済活動の活発さを指す言葉ですね。
「景気がいい」とは、企業のつくったモノ・サービスの売れ行きが伸びて収益が増え、働く人々のお給料も増えて消費も拡大していく状態で、「好景気」、「好況」といいます。
逆に、企業のモノ・サービスが売れなくて収益が減り、消費が減っていく状態を「不景気」、「不況」といいますよね。

このように、お金の循環があってこそ、経済成長につながっていくと思います。

<企業>新商品が売れて会社が儲かる

そのため、給料もボーナスもUPする。

<家計>給料もボーナスも増えたから、たくさん買い物をする

<企業>商品が売れて儲かる。新たに人も雇う。

<政府>納税が増え、国の事業もたくさんできる。

経済をむずかしく考えないで、わかりやすく解説した本が、「父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話」だ。
購入したきっかけは、「わかりやすい経済の話し」という題名だった。

父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話

経済危機に陥ったギリシャで財務大臣も務めた経済学者である父が、10代の娘に話すようなつもりで「経済」について書いた本です。

「富」を求めるため、節度のない者は「愚か者」になる。といった章では、マス釣りを例に挙げている。最初は釣れるマスの総数が増え利益を得るが、大勢の漁師が何時間も釣り続けるうちに、マスの数は減り、そのうち川からマスが消え失せてしまう。これこそ集団的な愚かさの最たる例だとうたい、利益追求が人間の自然な欲求だという前提に立つと、こうしたことが起きる。と述べている。

このように経済をわかりやすく表現し、難しいと思われる経済学を平易に語っている。

「経済の話し」という題名ですが、経済学の学習の本ではなく、大きな視点での社会の取り組み等について語っており、経済を身近なものに感じられるように解説している。上述のマスの例でいえば、釣り時間等、規制することも必要となり、政府の介入が必要となることも想定できると思う。
本を読みながら自答し、考える力も養える。
経済学を学習すると、財市場の分析でIS曲線や貨幣市場の分析でLM曲線が登場する。IS曲線では政府介入による財政政策によってIS曲線のシフトが起こり、LM曲線では金融政策によってLM曲線のシフトが起こる。
そのシフトによって、政策が有効なのか無効なのか判断するが、グラフを用いての理論ではなく、日常生活での事例を基に解説している点で自ずと理解できるようにしている。この本を読んで、自分なりに「経済」のことを感じ取るおもしろさがあり、是非おすすめしたい本です。


【スポンサーリンク】


人気ホテル料金徹底比較!トリバゴ
スポンサーリンク<一休>
スポンサーリンク<日本旅行>
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
書評
Taka-DAIをフォローする
ぶらり道

コメント

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。
タイトルとURLをコピーしました